くまごろうノート

旅の思い出、読んだ本、などなど。

1日1話、4月24日

今日はコクヨの会長、黒田暲之助さんによる、『「信用」は使ってはならない』でした。

 

人から信用、信頼を得るには一朝一夕の努力では足りず、何日も何日も、努力を継続して初めて得られるものである。

 

そうして得られた「信用」は、ある程度大きくなってくると、人はそれを使い始めるようになってしまうと言います。

 

信用を「使う」とは…

○○さんだから、今回は多めに見ます。とか、○○さんの言うことなら、無理をしてでも通します。というような状況を迎えた時に、○○さんは自分の貯めた信用を「使う」状態にあるということのようです。

 

しかし、上記のように信用を「使う」ことを繰り返していくと、せっかく貯めた信用は、まるで切符が消費されていくように、どんどん無くなっていきます。

 

こわいのは、この「信用の切符」は、目に見えないこと。目に見えないことをいいことに、使い続けていくと、あっという間になくなってしまう。

 

だからこそ、「信用は使ってはならない。使わなければ、どんどん増えていく」というのが、先代からの教えにあるというお話でした。

 

別の言い方で、「信頼口座の残高」という言葉もビジネスの世界では使われているのを思い出しました。

 

このお話は、仕事の世界ではもちろん普遍的に言えることだと思いますが、家庭の世界、特に夫婦間においても、意識することが大事だと思いました。

 

明日からまた一週間が始まります。

親友の誕生日プレゼント、何にしよう。。

 

f:id:john_kumagoro:20220424151253j:image